映画 12人の優しい日本人

    映画 12人の優しい日本人

1991年、三谷幸喜と東京サンシャインボーイズの脚本
中原俊の監督で映画化され、同年12月14日に公開

藤樹人物  小原雅人   相島一之   阿南健治
         小林隆    岡崎淑子   近藤芳正
         梶原善    斉藤清子   西村雅彦
         宮地雅子   野仲功    伊藤俊人

   守衛           福島三郎
   ピザ配達人        近藤芳正

   

   
   私はこの映画、「12人の優しい日本人」を20年以上前に見た記憶が在ります
   詳しいストーリーは忘れていますが

   処が最近、NHKの朝の情報番組に出演されている二人のMCの内の一人が
  
   若い頃自分の仕事に自信が持てなく
   偶然知った映画「12人の優しい日本人」を視て
   私は救われました
   何度も視ました

   の言葉を聞いて、もう一度この映画「12人の優しい日本人」を視る事にしました

   感想は、よくこんな建付けで2時間もの映画が作れたな~です
   12人の陪審員が協議する部屋と、この部屋に入る時に持参する陪審員カード
   の確認をする守衛そしてピザの配達員

   登場人物は14人のみです
   しかも陪審員以外の二人は殆ど出て来ません

   事件は、復縁をせまる前夫から走って逃げ、大通りに出た所で夫に捕まり
   言い争いをしているところにトラックがやって来て
   前夫を突き飛ばした様な所でトラックがやって来てぶつかり死亡したです

   この事件には目撃者のおばさんがいて
   女の人が男性を突き飛ばすのを視ました
  
   トラックの運転手委は、危ないのでクラクションを鳴らしましたが
   その時、突き飛ばされた男性が目の前に現れ、ぶつかりました

   の二人の証言があり
   被告人の罪は有罪か無罪かの協議をし、判決を決める映画です

        

   全く、年齢も性格も性別も違う12名の陪審員が協議するだけの映画です
   最初は議論したがる人、早く結果を出し直ぐに帰りたがる人
   全く興味の無い人等が色んな意見を出し
   とりあえず一回目の採決をしましょうと
   結果、殆どの人は無罪を主張します

   陪審員の意見は、どちらの採決にしろ必ず全員一致の採決に成らなければならず
   若し、一人でも反対意見の有る時は、審議不十分で
   後日、新たな陪審員が選択され、新たな審理が始まるそうです

   最初はかなり適当な意見の出し合いで、まとまりのない審理でしたが
   採決を取ると意見は半々に分かれます

   再度審理が進み、再度採決をすると有罪の意見が大半を占める様に

   審理を進めると徐々に皆の意見がまとまり出し、有罪の人は一人のみに

   この事件は、目撃者は男性を突き飛ばされた様に見えたと云うトラックの運転手と
   女性が、男性を突き飛ばしたのを見たと云うおばさんの証言のみの事件です

   当然証言者のみの意見を尊重すれば答えは有罪が相当されます

   議論が進むうち徐々に被疑者の無罪を主張する意見が増えて行きます

           

   最終的には彼らの審議の結果
   二人しかいない目撃者の証言が覆される結果が論理的に、導き出されてきました

   最初、あんなにちゃらんぽらんだった陪審員の意見が、最後は理路整然と立証されて行きます
   この筋書きを書いた演出家の三谷幸喜さんの技量に脱帽です

   たった12人の審理だけで、視聴者を飽きさせないで
   時にはユーモアたっぷりの演出のみで
   最後は視聴者をもほっとさせてくれた映画
   久々に心が晴れる様な思いをさせて貰いました

   
   
   

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