2016年製作/122分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2016年9月10日
スタッフ・キャスト
監督 新城毅彦
原作 新川直司
脚本 龍居由佳里
宮園かをり 広瀬すず
有馬公生 山崎賢人
澤部椿 石井杏奈
渡亮太 中川大志
その他
この映画エンディング曲ラスト6分にいきものがかりさんの歌声がって記事で
観てみました
映画鑑賞には不適切な発想かも知れませんが
エンディング曲が流れると物語のイメージぴったりな素敵な音楽でした
私はこれまで余り邦画は視ませんでした
偶然何の気なしに視た映画 君の膵臓を食べたいで
主演女優 浜辺美波 さんの演技が素晴らしくて
それから邦画を見る様になりました
この映画 4月は君の噓では
無理な演技やストーリーが感じられなく最後まで
ストレスなく視る事が出来ました
そして エンディングのいきものがかりさんの歌声が流れると
何となく固まった心が洗われる様な感覚にさせて貰いました
主人公の有馬公生は小さな時から各種音楽祭を総なめにし
天才少年と云われていました
買い取り専門店 買い取り大ちゃん
そんな天才少年がある日突然にピアノを弾く事が出来なくなります
心に傷を負った少年はピアノを弾く事無く高校生に
ピアノは弾く事は在りませんが音楽を聴きそれを楽譜に起こす作業を
しています
友達はピアノを弾けるのにどうしてもっと真剣にひかないのと
質問すると
聞いた曲の楽譜を起こすだけだから、ピアノを弾く事とは別問題と云います
この辺の感覚は音楽素人の私には解りずらいです
例えば、有名なエリーゼの為にのワンフレーズのみでしたら弾けますが
これを本格的に弾くとなると出来なくなるんでしょうね
映画ではピアニストの母親の死からピアノを弾けなくなったそうです
そんなある日、主人公の有馬公生の前にいきなり天真爛漫な
宮園かをりが現れます
彼女はバイオリストでコンクール出場を願っていますが
その為のピアノ有馬公生 伴奏者を探していました
それを 有馬公生 に依頼をして来ます
友達も彼に、以前の様にピアノを自在に弾くことの出来る人間に
戻って貰いたいと思っていました
公生はかおりさんの明るい、失敗をしてもいいんじゃ無いの言葉に
励まされ、かおりさんのピアノ伴奏者役を承諾します
コンサートでの本番では多少乱れた処も在りましたが
何とか二次審査へと進む事が出来ました
処があんなに二次審査出場に意欲を燃やしていたかおりさんは出場時間までに
会場に現れる事は無く
それでも伴奏者役の構成は、
かおり無しで、コンクール演目をピアノだけで演奏していきます
この時公生は過去のトラウマから解き放たれ
かおり不在の演奏でかおりとの日常を思い出し
かおりに引っ張られながら、辛かった過去と別れ、前を向いていけるように
為りました
この後、皆がかおりの辛い病苦を知る処となり
最後のエンディングへと流れて行きます
最後のエンディング曲のいきものがかりさんの歌声と同時に
走馬灯の様な感じで物語が流れ
辛い別れのはずが、心現れる様な感じで最後が終わり
少し清々しい感じで終わる事が出来ました