ドラマ 13(サーティーン)のあらすじと感想・桜庭ななみさんの好演
ドラマ 13(サーティーン)
2016年、イギリス・BBCテレビで放送された『サーティーン/13 誘拐事件ファイル』(英語版)
放送チャンネル フジテレビ系
放送期間 2020年8月1日 – 8月22日
放送時間 土曜 23:40 – 翌 0:35
放送分 55分 放送回数 4
ジャンル テレビドラマ
原作 『Thirteen』
企画 市野直親(東海テレビ)
キャスト 相川家 相川百合亜(あいかわ ゆりあ)〈25〉
主演 – 桜庭ななみ[1](8歳時:金恒那、13歳時:乃上桃音)
13年前に行方不明となり、突然家族のもとに帰ってきた女性。1994年5月7日生まれ
相川麻美(あいかわ まみ)〈46〉
板谷由夏 百合亜の母。
相川宗一(あいかわ そういち)〈55〉 神保悟志
百合亜の父。事件をきっかけに妻と不仲になった上、会社の部下と不倫し、5年前から別居している
相川千帆(あいかわ ちほ)〈22〉 石川瑠華(4歳時:佐々木桜、9歳時:山崎莉里那) 百合亜の妹
刑事 永井敏彦(ながい としひこ)〈34〉 青柳翔 劇団EXILE) 百合亜を担当する刑事
田辺佐緒里(たなべ さおり)〈39〉 遊井亮子 永井とタッグを組む先輩刑事
広岡義之(ひろおか よしゆき) 久ヶ沢徹 刑事
その他
あらすじ 13歳の時に行方不明となった少女・百合亜
事件から13年後
突如誘拐犯から抜け出した百合亜は、警察の庇護の元、病院で検査を受け家族の元へ帰ってきます
一見幸せそうな家族は、事件のあおりでバラバラになっていました
少女百合亜の生還は、家族の運命を再び大きく変えて行きます
見た目は26歳、精神は13歳のころから余り変わってはいない様に見えます
病院の検査では、両腕には手錠の後が、体には大きな暴行の後が見受けられました
警察の尋問では、当時の恐怖が蘇るのか、突然発作を起こします
警察の尋問が進まないまま、新たな少女誘拐事件が起き上がります
当初、この誘拐事件と、百合亜の誘拐事件との関連性は否定されますが
犯人からの通報で、百合亜さん誘拐事件と関連付けされました
娘、百合亜の精神崩壊を心配する両親は、新たな少女誘拐が、娘、百合亜の誘拐事件と関係の有る事で
警察への協力を断りにくくなりました
誘拐犯の目的は、百合亜さんの奪還です
誘拐犯は、百合亜さんを返さなければ、新たに誘拐した少女の殺害をほのめかします
娘、百合亜さんを恐怖のどん底へ落とした犯人と接触させる事を、極度に拒んむ相川家の両親に対して
警察は誘拐された少女の父親同伴で百合亜さんの協力を仰ぎにやって来ます
協力を拒む両親に、必死に協力を仰ぐ父親の姿を見た百合亜は、協力を申し出ます
警察は、百合亜さんの安全には万全を期する事を誓います
犯人は、百合亜さんに持たせた発信器を見つけ、開放する少女に持たせ、部屋に閉じ込め、百合亜さん
奪還に成功します
誘拐犯から解放された少女は、恐怖から、警察からの尋問に殆ど答える事が出来ません
それでも必死な刑事の願いで、言葉はしゃべれませんが、一枚の絵を書きます
そこには閉じ込められていた部屋の窓から見えた、スカイツリーの姿が克明に描かれています
警察はその少女の描いた絵から、誘拐犯のアジトを突き止めます
一方警察は捜査の過程で一本の防犯画像を見つけます
そこには、百合亜さんと誘拐犯とが楽しそうにショッピングモールで談笑している姿が
又、犯人は百合亜さんをベンチに残し、長時間別行動をとっている姿も
警察は百合亜さんが、自身の誘拐事件に関して何も発言しない事に不信感を持っています
最後は、百合亜さんと誘拐犯との激しいバトルの末、自身の力で誘拐犯から脱出します
このドラマ、一人の狂った青年が13年間の長期に渡り、人知れず一人の少女を誘拐監禁し
脱出される処からの物語になります
少し突飛なストーリーですが、そこには何処にでも起こりそうな展開が有り、無理な展開は感じさせなく
よく出来た物語だと思いました
家庭内の心理状態や、警察内部の考え方もうまく描かれていました
又、主演の桜庭ななみさんの演技も素晴らしく、思わず物語に引き込まれました