HIBIKI 響 天才少女 世間の目を気にしない真直ぐな小説家
製作年 2018年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 106分
製作会社 映画「響 -HIBIKI-」製作委員会
(東宝=ソニー・ミュージックエンタテインメント=小学館=電通=ジェイ
アール東日本企画=Seed & Flower=Y&N Brothers=KDDI=S・D・P=ひ
かりTV=GYAO=LINE=ニッポン放送)(製作プロダクション:東宝映画)
スタッフ
監督:月川翔
原作:柳本光晴
キャスト
鮎喰響: 平手友梨奈
祖父江凛夏: アヤカ ウィルソン
神田正則: 高嶋政伸
田中康平: 柳楽優弥
山本春平: 小栗旬
花井ふみ: 北川景子
鬼島仁: 北村有起哉
矢野浩明: 野間口徹
藤野弘: 小松和重
大坪正人: 黒田大輔
椿涼太郎: 板垣瑞生
祖父江秋人 :吉田栄作
あらすじ
高1の15歳女子高生が、春休みを利用して描いた作品『お伽の庭』が
新人賞や芥川賞、直木賞を受賞していく作品です
私は主人公、平手友梨奈さんの存在など知らずに、パンフレットの
女子高生が一人、制服姿で凛として正面を向いた画像に惹かれて
この映画を視ました
目の鋭さに吸い込まれたのかも知れません
映画はパンフレットのイメージ通りに、最初から最終まで進んで行き
最後は何となく、昔の時代劇みたいにスッキリした思いをさせてくれます
この作品 契約中のユーネクストさんで観ました
つまらない時なんかにもう3回も観ています
この映画みたいに複数回観た映画に、君の膵臓を食べたいが有ります
この映画見た後に他の純愛物を視るとつまらなさを感じました
気になってスタッフを見てみると監督さんが同じでした
月川翔監督
私は余り人の意見は書かないのですが
ネットで検索するとこの映画 響 の批評が、悪い方の書き放題です
個人の感じ方や感想は自由ですが、余りにも自由過ぎます
15歳で直木賞や芥川賞なんて馬鹿げてるの意見も在りましたが
これは架空の小説の中での話です
設定や物語の流れが突飛過ぎて作品自体が陳腐な物に仕上がって居れば
批判を受けても仕方がないですが、私的には良く出来た作品と観ていました
題材は異なりますが、数年前に日本中をにぎ沸かせたSTPA論文問題が有ります
これなんか世界で誰も批判していないのに、日本の科学会やマスコミのみが
まるで魔女狩り騒動でした
結果、日本人の特許権はマスコミの力で返納させられ、今ではアメリカサイドが
世界特許へと枠を広げ、もう日本の出る幕は終わりました
世界へ特許を広げているアメリカに何の意見もなしに
日本の若い女性研究者のみを叩きます
完全な弱い物いじめですね
将来このSTAP研究がアメリカで実用された時、日本のマスコミや彼女から
博士号を取り上げた出身大学はどうするのでしょうかね
その時の日本の損失は?
全く関係のない話へとそれてしまいました
この映画 響 は、冒頭から話が飛んでいます
響の胸倉をつかみ、殺すぞお前と云われた響はいきなり彼の指を持ち
折り曲げてしまします 骨折です
折られた本人達は、問題が大きくなる事を恐れ消えてしまいます
後日、指を折られた本人は、響きを屋上へ連れ出し落とし前を付けろと
凄むと
屋上の端に立っていたのが振り返り
背中から真っ直ぐ飛び降りてしまいます
飛び降りた本人は大きな木がクッションとなり、怪我もいせず起き上がり
帰っていきます
この件で響に借りが出来た不良生徒は、響きに言われた通り文芸部へ入部します
響には一本筋の通った所が有り、友達がいじめられていると、先に手が出て
しまいます
暴力はいけませんが、大人の言葉による暴力は罰するのが難しいです
ネットの書き込みで、公共の場での暴力で、誰も訴えないのが可笑しい
と在りましたが
この場合画像と音声が残っています
仮に被害者が訴えたりすると、返って自分に戻ってくる確率が高いです
この様な場合、マスコミが被害者の方を持つと、自分達が叩かれる恐れが有ります
何と言っても加害者は15歳の女の子
余りの言葉の暴力につい手が出てしまった
本人は反省すらしていませんが
でも弱い物をいじめた経験が無いんじゃないと思わせる眼力
皆さんこの部分に心を奪われ密かに応援しているのかも知れません
どちらにせよこの映画響は興行的には不作みたいでしたが
私的には良く出来た映画だと思います
主人公の平手友梨奈さん
多くの女性アイドルグループの中から
いきなり主役に抜擢され
その分、映画の良し悪しに関わらず
アンチ平手友梨奈さんの格好な標的にされたのかも知れません
この子の次回作を観たいですね