アニメドラマましろのおと 感想と三味線の奥深さ・芸の道の厳しさ

アニメ ましろのおと

『ましろのおと』
  羅川真里茂 による津軽三味線を題材にした日本の漫画。
  『月刊少年マガジン』(講談社)にて2010年1月号に読み切りが掲載された後
  同年5月号より連載化され、2022年9月号をもって完結しました
  〈講談社コミックス月刊マガジン〉、全31巻

  2012年に第36回講談社漫画賞少年部門を受賞
  第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門にて優秀賞を受賞
  2021年4月時点で累計発行部数は450万部を突破しています

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私はこのアニメ作品全く知らず
何時も見ているユーネクストで、別の音楽作品をクリックして
その作品の二話目が始まると思ってたんですが

この『ましろのおと』 第一話が始まりました
偶然見た作品でしたから、最初の出だしだけ視聴のつもりが
綺麗な三味線の音に釣られて、そのまま12話まで見てしまいました

音楽を題材にした作品は幾つか見ていましたが
三味線を前面に出したドラマ初めてでづ
その分新鮮さを感じ全12話一気に観てしまいました
話数が多いですから2日かかりましたが

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主人公は高名な三味線奏者の孫です
母親は居ますが、殆ど祖父の手によって育てられました
母親からは毎月生活費が送られています

主人公 澤村 雪(さわむら せつ)16歳には少し離れた老け顔の兄
澤村 若菜(さわむら わかな)19歳がいます
彼は弟思いで、小さな頃から弟雪の面倒をよく見ていました

2人の兄弟は祖父より三味線の手ほどきをうけていましたが
本格的な教育は受けていません

祖父は音は自分で作る物。真似た音では自分の音楽にはならない
と云われて育ってきました

それでも兄若菜は弟の才能は自分より上と理解しています

そんな時祖父松五郎は他界します
雪は祖父より音は「自分の音で奪え」が口癖で細かな指導はしていません
祖父の他界により雪は音が解らなくなり一人都会へ出ます

都会の夜をさまよう中、数人のやくざ風の男達に絡まれます
見かねた女性に助け出され、気が付けば彼女のアパートで朝を迎えます

朝食中に、どうしてあんな所に居たの? と質問され
解んない、今俺の中は空っぽでそれを探してると

女性は、目的が見つかるまでここに居て良いと

女性はアパートへ帰る途中河原の土手で三味線を弾く雪を見、その才能に
驚かされます
女性は彼氏と喧嘩別れをしたのが気になり、彼氏のアパートに向かいましたが
そこでは知らない女性が
彼女は彼氏に別れを告げて扉を閉めます

翌日彼氏は彼女を探しますが見つからず、雪を人質に彼女にメールをします
雪を助けるべく急ぎ彼氏の元へ
そこでは雪の腕に危害を加える寸前です
彼女は自前の格闘技で、彼氏をけり倒します

場所は彼氏のコンサート寸前の控え室

彼女は急遽雪に場を持たせる為に、雪の演奏を依頼します
最初、三味線を片手に現れた雪に不信に思いますが
雪の演奏を聞いた途端、会場が静まり返りその気迫に圧倒されてしまいます
その様子はネットでライブ放送されました
これを機に雪の運命が動き出します

雪のライブ放送を観た母親がいきなり雪の元を訪れ、雪に新しいアパートを与えます
ここで生活し高校へ通えと、編入手つずきを済ませた高校の制服を渡します
強引な母親です

この高校でも、雪のライブ放送を観た女性が居り、三味線クラブに入部させられました
ここから雪の意思にかかわらず、雪の三味線が動き出します

雪の動向を監視している母親は、雪の三味線クラブ入部を知るや
自身の経営する化粧品会社主催、雪の祖父松五郎杯を全国レベルで発表しました

アニメドラマではこの全国松五郎杯の終了まで描かれています

原作漫画ではこの松五郎杯の終了が前半みたいです
次回この原作漫画の後半が描かれることを期待したいですね
今の処其の気配はないもたいですが

やはり第二部の放送を期待したいです

このアニメドラマ面白かったです
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