スタッフ・キャスト
監督 戸田彬弘
原作 戸田彬弘
脚本 上村奈帆 戸田彬弘、
配役 川辺市子 杉咲花
長谷川義則 若葉竜也
北秀和 森永悠希
あらすじと感想
この映画、主演の杉咲花さんに釣られて鑑賞しました
コマーシャル映像からは
何となく暗い物を感じましたが
題材は少し辛い部分が在りましたが、杉咲さんがサラッと演じている
せいか、現実よりも少し柔らかく受け止められました
物語の冒頭は、人生を諦めた様な投げやりな感じで鼻歌混ざりで
ふらふらと一人誰もいない道を歩くシーンから始まります
一体この女性にどんな不幸が訪れたのだろうと、画面に引き寄せ
られていきます
この映画、現在青年期から、少女期を何度も行ったり、来たり
しながら物語が進んで行きます
私はこの映画二度視ました
私の頭脳では少し難解な部分が合ったためです
理解すればそんなに難しい事は無いのですが
家庭におけるDVや離婚後のシングルマザーの辛さや
法的弱者に追いやられる女性の立場
今では幾分改善されている様ですが
こう云う問題が持ち上がると、アメリカドラマでの一説を重いお出します
別れた妻子に、後何日までに養育費を送らなければ
刑務所行に為っちゃうと云う場面を何度か視た記憶が有ります
主人公の女性は、少女期から病弱な妹の世話を
働く母親の代わりに面倒を見せられています
友達や相談する人もいないアパートの一室で、黙々とベットに伏せる
妹のお世話に明け暮れる生活
まだあどけない少女には酷すぎる生活です
こんな生活を送りながら、場面は現在の生活や学生時の学内での様子を
描いて行きます
現代では、同居する男性からポロポーズを受け
涙を流しながら嬉しいと云います
そして、いきなりバッグに荷物をまとめ、球根を受けた
彼氏の元から突然居なくなります
この彼氏から求婚された時、嬉しいと涙を流したのに
この杉崎花の演じる少女にどんな過去が隠されているのか
物語は何度か過去の映像を見せながら
彼女の過去が明かされて行きます
主人公の少女には学
生時代から密かに彼女を慕う男性がいました
ストーカーでは在りませんが
一途に彼女を思う心には、直向きな優しさを感じます
この男性は物語の最後まで、杉崎花さん演じる主人公に
尽くそうとしていますが、物語はこの主人公と
直向きな男性との結末は描かれていません
恐らく視る人によっては違った答えが有るのかも知れません
生まれ育った境遇にも拠らず
綺麗で、心優しい女性
でも努力しても殆ど報われる事の無い主人公
の人生に憐れみを感じました
物語は架空の物語だろうと思われますが
地齋にはこの様な人生を送られる人って
いる様な気になりました
もしこの記事を見られる方が居られれば
物語の確信は自身の目で確認してください