映画、あやしい彼女・あらすじと 多部未華子の爛漫さが光ります
製作年 2016年
製作会社 「あやカノ」製作委員会(日本テレビ放送網、CJエンタテイメントジャパン、CJ E&M、松竹、日活、読売テレビ放送、
バップ、小学館、C&Iエンタテイメント、ソニー・ミュージックレーベルズ、STV、MMT、SDT、CTV、HTV、FBS、)
(製作幹事 日本テレビ放送網/制作プロダクション C&Iエンタテインメント)
ジャンル コメディ
配給 松竹
上映時間 125分
監督 水田伸生
脚本 吉澤智子
出演者 多部未華子 倍賞美津子 要潤
北村匠海 金井克子 温水洋一
志賀廣太郎 小林聡美 野村周平 他
あらすじ
可愛い顔と優しい歌声を持つ20歳の女の子、大鳥節子(多部未華子)。その容姿とは異なり、口を開けば超毒舌、
相手かまわず罵声を浴びせ、時には熱く説教をします。そんなあやしげな20歳の女子の正体は
73歳のおばあちゃんです
戦中生まれの下町育ち、早くに夫を亡くし、女手一つで娘を育ててきました
望むような人生を生きられなかった主人公に二度目の青春が訪れます
突然若返った彼女は、好きなように生きて行こうと髪型と服装を一新し、家族も名前も捨て去ろうとします
捨て去って、新たな人生をスタート
そんな彼女の天性の歌声は、周囲を魅了していきます
町ののど自慢に参加した大鳥節子(多部未華子)は、イケメン音楽プロデューサーにスカウトされ
しがないバンドマンの孫とまさかのバンドデビューを果たします
長年彼女に想いを寄せる幼馴染の次郎も巻き込みながら、初めて自分の思った人生を歩きだします
そんな彼女に訪れる大切なもの
73歳が突然20歳の娘に生まれ変わり、新しい人生を謳歌しようとしています
下町の商店街を鼻歌まじりに闊歩する瀬山カツ(倍賞美津子)は、お年寄り仲間からも煙たがられる毒舌おばあちゃん
キャリアウーマンの娘・幸恵(小林聡美)や、自称・バンドマンの孫・翼(北村匠海)の自慢話を繰り返すカツに、
みんな内心うんざりしています
自慢の娘・幸恵との仲はぎくしゃくしています。女手一つで娘を育て、何かと恩着せがましい物言いをするカツに、
ある日とうとう幸恵が爆発し、喧嘩となり、思わずカツは家を飛び出してしまいます
カツが夜道を歩いていると、見たこともない小さな写真館を見つけます
店先には、大好きなオードリー・ヘップバーンの写真が飾ってあります
カツは吸い寄せられるように写真館に入っていき
「私がこのカメラでお姫様にしてあげますよ」そう微笑んだ店主は、シャッターを切ります
写真館を出たカツはバイクのミラーに映る自分を見て驚きます
そこには20歳に若返った自分(多部未華子)の顔が有りました
若返ったカツは、町ののど自慢に出て、音楽プロヂューサーの目に留まり
バンドをやっている孫と一緒に音楽活動をします
音楽はロック調ですが大鳥節子(多部未華子)の歌声は、優しい心に染みる歌声です
彼らのバンドは、ロックフェスに出場し、観客の人気を博し、デビュウが決まります
そのフェスでトラブルが起き大鳥節子(多部未華子)の人生が再び大きく変わり出します
この映画は主人公、大鳥節子(多部未華子)が突然73歳のおばあちゃんから20歳の
可愛い娘へと生まれ変わり、新た人生を歩む、笑いと涙の入り混ざる映画です
主人公、多部未華子さんの迫力ある演技が光ります