シン・ゴジラ あらすじと感想・ゴジラ史上最強・自衛隊全面協力で迫力満点
製作会社 東宝
配給 東宝
公開 2016年7月29日 上映時間 119分
監督 庵野秀明(総監督)
(監督・特技監督) 樋口真嗣
脚本 庵野秀明
製作 市川南
製作総指揮 山内章弘
出演者 長谷川博己 竹野内豊
石原さとみ 市川実日子
高良健吾 高橋一生
津田寛治 余貴美子
國村隼 平泉成
柄本明 大杉漣
あらすじ
東京湾羽田沖で無人状態のプレジャーボートが発見され、内部探索中近くの海中から突然水蒸気が
噴出します
アクアトンネル構内では突然の浸水に走行中の車輌が多く巻き込まれます
政府は、大量の熱源が海底で検知された為、海底火山の噴火もしくは大量の熱水噴出と断定し
湾内を進入禁止として封鎖処置を取ります
内閣官房副長官矢口蘭堂は、インターネット上の一般人による目撃報告や配信動画などから、いち早く
事故の背景に未知の巨大生物の存在を推測し、進言しますが、周囲はその意見を荒唐無稽と一笑に付します
直後、浮島沖海上で水蒸気煙が突然収束し、海面から謎の巨大生物の尻尾部分がテレビ報道されます
政府は対処方法を検討します
さらに自重で潰れるため上陸は不可能という専門家の意見とは裏腹に、巨大生物は多摩川河口から
大田区内の呑川を這いずるように遡上して蒲田に上陸し、街を破壊しながら北進を始めます
巨大生物の破壊力はすさまじく、ビルなども一撃で破壊してしまいます
政府はこの生物の殲滅を計画しますが、自衛隊の力でなくては殲滅不可能と判断します
日本では、自衛隊の武力を使おうとすると、色んな法律の壁が有ります
最終的には緊急出動命令を総理大臣が発令し、使われる武器も、総理大臣の使用許可が出なければ
ライフルの弾すら打つ事が出来ません
ようやく、住民の安全を確認し、攻撃態勢が整い、攻撃命令発動寸前に、一人の人間を確認し
攻撃命令が中止されてしまいました
後の被害の事を考えれば、一人の人命の尊重なんて言ってられないんですが
それでもたった一人の人間を確認しただけで、この方の人命の尊重を優先させる
日本だけにしか通用しない論理ですね
それでも何とか巨大生物殲滅の条件が整いました
今回は、住民のいない事を十分に確認しての攻撃です
攻撃は、最初攻撃ヘリからの攻撃です
最初は機関砲、ダメージを認められず、口径を上げての攻撃。これでもダメージを認められず
次にはミサイル攻撃。この攻撃でも謎の生物へのダメージは在りません
今度は、陸上部隊による一斉攻撃です
戦車及びロケットの一斉攻撃です。この攻撃でも未知の生物へのダメージは認められません
最後は、航空自衛隊による爆撃攻撃です
爆撃に寄る攻撃が効いたにか、未確認生物の動きが止まりました
やっと好み確認物体へのダメージが認められその動きを止めた未確認生物ですが
この生物を見ているとまるでじっとダメージからの回復を待って居るようです
そして恐れていたその時がやって来ました
この未知の生物がついに復活を果たしました
まるでふ化したように、全体が精悍さを持ったように見受けられます
そしてついにこの未確認生物に命名されました
ゴジラです
ケガから復活したゴジラに再び攻撃がなされました
今回は米軍による爆撃攻撃です
ゴジラはこの爆撃に耐え、そして爆撃機を撃墜してしまいます
国連でアメリカによる対処法が検討されついに決断がなされました
核爆弾による攻撃が認可されました
核攻撃が実行されると東京は一瞬にして無くなってしまいます
日本ではこのゴジラを冷凍化する計画が立案されました
日本中のコンビナートや工場から冷凍ガスを集め計画が実行され様としています
ゴジラを冷凍化するには大人しく口を開けさせなければなりません
ゴジラの周りの構想建造物を計画的に粉砕しゴジラをビルの瓦礫に埋没させ
動きの鈍った所で待機させていた圧送車を一斉に稼働させ、ゴジラの口から冷凍ガスを注入します
冷凍ガス注入は一度では行えず、最初の突入部隊は全滅してしまいます
再度の二次攻撃です
二度目の攻撃でゴジラの体内へゴジラを冷凍化するのに十分なガスが注入されましたが 再びゴジラが
立ち上がり、ゴジラの攻撃する直前でゴジラの冷凍化計画が成功しました
この成功が無ければ、東京への核攻撃が発動される処でした
このシン・ゴジラ 0お子様向けの映画と思って観ましたが、完全に大人向けの映画でした
その設定とリアルさ、東京が破壊される様子、逃げまどう人々の様子
実際の映像を見ているようでした
又、陸、海、空、の自衛隊の全面協力の元、その攻撃シーンも迫力満点です
この映画では、実際の日本の防衛の危うさも浮き彫りとなってしまいます
最後に、日本の復興計画には最初に法整備から行わないといけないとサラッと発言しています
現在の日本の置かれている現状を、ゴジラを借りて表現したのかも知れません