巫女 っ ちゃ けん 感想・あらすじ・ロケ地宮地嶽神社
製作会社 「巫女っちゃけん。」製作委員会
配給 スリーパーエージェント
公開 2018年2月3日(福岡県のみ同年1月20日) 上映時間 98分
原案 グブラザーズ
監督 グ・スーヨン
出演者 広瀬アリス 山口太幹
MEGUMI 飯島直子
リリー・フランキー
あらすじ・感想
この映画、何の希望も持たない、巫女しわす(広瀬アリス)が、境内に住み着く5歳の少年の健太を捕まえ
世話を任され、振り回され乍らも、自身の幼少期のトラウマから解放され、成長していく物語です
しわす(広瀬アリス)は小さい頃いきなり母が居なくなり、その事で父親を恨むようになり、おおざっぱで
投げやり的な性格に育ちました
父の仕事は、神社の宮司で将来の夢もないまま就職活動中のしわすは、父のが宮司を務める神社で巫女の
アルバイトをしています
気の入らないしわすは、巫女仲間から神様の前を横切る時、軽く頭を下げながら通りなさいと、指摘を
受けますが、上の空的な対応です
そんな時、神社内で食べ物が無くなる事が度々起き、しわすが何となく疑われます
投げやりなしわすは、境内で就寝中異変を感じ、探してみると境内下に子供が居座っています
子供を追いかけますが逃げられ、ごみ箱に放火までされます
子供を捕まえますが、言葉を発せず、親が見つかるまでしわすにこの子の世話をする事を命ぜられます
子供に振り回されながらも、子供との生活が始まります
その内親が見つかり、親の元へ帰りますが
直ぐにしわすの元へ戻ってきます
顔には殴られた痣を作って
直ぐに母親が迎えにきて、保護司?の方からこの顔の傷は?と尋ねられると
母親は子供に詰め寄り、無理やりしわすに指差しをさせます
そわしは無理やり児童虐待の犯人にさせられ、警察に訴えられます
自身の無実を訴えても、誰も話を聞いてはくれません
何を思ったか、しわすは子供をさらい、母親に置手紙を残して、自分を捨てた母親に逢いに行きます
そこには自分のお店で働く母親が居り、子供が居る幸せな母親の生活が見えました
しわすの母親は、もうここには来ないでと、迷惑そうに言います
放火癖のある男の子は、しわすと母親の話し合い中に、お店の厨房に放火します
慌てた二人は急いで消化し、これで母親とのアツレキニふっ切れたしわすは神社へ帰ります
男の子も、しわすに信頼を寄せ
子供の母親も、子供に怪我を負わせたのは私ですと白状します
しわすに心を許した男の子は、お母さんもしっかり付いていてあげないとねと、初めて言葉を交わします
この映画、しわすが男の子を見つけ、その世話をするようになってから、二人の心の成長をコミカルに
描いています
しわすのはすっぱな性格を、広瀬アリスが堂々と描き切っています
綺麗な境内で自由なふるまいで暮らすしわすですが、
時には、中の悪い巫女仲間を危険を冒しながらも救出したりしています
この映画、とにかく風景と、神社内が綺麗ですね(宮地嶽神社)
こんな景色を見ていると心が洗われそうです