屍人荘の殺人あらすじと感想・神木隆之介と浜辺美波の演技

2019年製作/120分/G/日本
配給:東宝

スタッフ・キャスト
監督       木村ひさし
原作       今村昌弘
脚本       蒔田光治

神木隆之介    葉村譲
浜辺美波     剣崎比留子
葉山奨之     進藤歩
矢本悠馬     重元充

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ー見どころー
第27回鮎川哲也賞、第18回本格ミステリ大賞に輝いた今村昌弘の小説を実写映画化
大学生たちが山奥のペンションで起こる連続殺人に挑みます
メガホンを取るのは『ATARU』シリーズなどの木村ひさし
『フォルトゥナの瞳』などの神木隆之介が主演を務め、
『君の膵臓をたべたい』などの浜辺美波、『星ガ丘ワンダーランド』などの中村倫也らが共演します

あらすじ
ミステリー小説が大好きな大学生・葉村譲(神木隆之介)は、ミステリー愛好会の会長を務める明智恭介(中村倫也)
に強制的に入会させられ、学内で起きる事件に首を突っ込む毎日を過ごしていました

ある日、同じ大学に通いながら私立探偵としても活躍している剣崎比留子(浜辺美波)が
犯行予告が届いた音楽フェス研究会の夏合宿に行こうと彼らを誘います

三人は山奥の合宿地・紫湛荘を訪れます

事件はここから始まります

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合宿初日の夜、近くのライブイベント会場に何者かが侵入し、注射針で得体のしれない菌の?
注入を行います

この直後から、注射を打たれた人が倒れ、ゾンビ化し、次々に他人を襲っていきます

危険を感じた学生は、合宿地・紫湛荘へと逃げ延び、建物内を封鎖します
外はゾンビの山です

そんな中、ロビーに陳列してある中世ヨーロッパの武器を、それぞれが手に持ち
案内された客室へと落ち着きます

翌朝、紫湛荘の一室において映画研究部の部長である進藤 歩が屍人に襲われたとしか思えない
他殺体となって発見されます

でも現場は、館の周囲を屍人に囲まれ、部屋に鍵のかかった「二重の密室」状態でした
さらに「屍人には知性がない」ことが明らかとなり、殺害現場には屍人は入ってこれないことから
推理探偵の活躍が期待されました

皆さん注意深く行動していましたが、何者かに睡眠薬を盛られたため、全員眠り込んでしまっていました
明朝になり神紅大学OBの立浪 波流也の遺体が発見されます

立浪の遺体には、屍人に襲われたような噛み跡とともに、頭部が砕かれていました
さらに、映画研究部のOBで紫湛荘のオーナーの息子である七宮 兼光の部屋を屋上からビデオカメラを使って
覗いたところ、七宮が毒殺されたことが判明します

屍人にバリケードを突破されて2階にも入り込まれ、皆で脱出(救助依頼)に向けて協力しようとしたときに
探偵役を務める比留子が推理を述べます

比留子は消去法で1人ずつ容疑者を除外してゆき、最後に葉村と静原 美冬の2人に絞られたところで
美冬が自ら告白しました

美冬は、幼馴染であった年上の女性沙知がサークルの夏合宿で弄ばれて自殺したためその復讐のために
映研に入りこみ機会を伺っていました

美冬がすべての犯行の詳細を告白したのと同時に、屍人がバリケードを突破して雪崩れ込んできます

一行は屋上へと退避します
そこに、屍人化した明智が現れて葉村たちに襲い掛かりますが
葉村と比留子の活躍により明智は「紫湛荘」から落下します

救助のヘリが到着して、感染経路の封じ込めに成功したこともあり、世間を騒がせたゾンビ事件は
解決へと向かいます

警察による封鎖作戦により、死者数は5200人強と予想されていたよりもはるかに低い被害に抑えられました
しかし映研部員の重元 充の遺体は見つからず、行方不明とされました

この映画、サークルの合宿と、音楽イベントの開催が同時進行し
何者かによって、音楽会場内に、他人をゾンビ化する細菌をばらまかれ

その恐怖から、学生たちは、合宿先の建物内に立てこもり
同時進行で、建物内で殺人事件が起こります

この殺人事件の推理と、同時進行のゾンビ達との戦いと、そこからの手に汗握る脱出劇が見ものです

ストーリー的にはありえない設定なんですが
お客さんを楽しませるには十分な物語と成っています

ハラハラドキドキの冒険スぺクタル映画とは異なりますが
結構楽しめました

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