武士道シックスティーン
2010年4月24日に公開 上映時間 109分
監督:古厩智之
キャスト
磯山香織:成海璃子
西荻早苗:北乃きい
磯山和晴(香織の兄):石黒英雄
田村咲月(早苗の友人):荒井萌
久野こずえ(早苗の友人):山下リオ
村浜ゆかり(東松学園剣道部主将):高木古都
岡巧(高校剣道チャンピオン):賀来賢人
西荻緑子(早苗の姉):波瑠
西荻景子(早苗の母):古村比呂
小柴隆造(東松学園剣道部顧問):堀部圭亮
磯山憲介(香織の父):小木茂光
甲本肇(早苗の父):板尾創路
『武士道シックスティーン』(ぶしどうシックスティーン)
誉田哲也による日本の小説作品
剣道に青春をかける2人の女子高生の姿を描いた作品です
映画は女子高生2人の剣道の試合場面から始まります
成海璃子演じる磯山香織と
北乃きい演じる西荻早苗との対決シーンから始まりです
試合は、成海璃子演じる磯山香織が逃げ回る北乃きい演じる西荻早苗
を一方的に攻め続けます
そんな早苗を香織は捕まえる事が出来ません
そんな時、一瞬の気の緩みを早苗に読まれ、面一本を取られます
香織にとっては屈辱的な負けです
試合序盤から一方的に攻め続けてたのに、ほんの一瞬のスキを
攻められたのですから
香織はこの屈辱的な負けを忘れる事が出来ず、早苗の通う学校へ転入
して来ます。そして香織のいる剣道部へ入部して来まいた
そこには、試合で対峙したとき同様、気の弱い逃げ回ってばかりの
早苗がいます
香織は中学ではチャンピオン輝いた事のある女性剣士です
そんな香織ですから、早苗の真の強さを解っています
ですから、チャランポランに見える早苗が許せません
練習では、事有る事に早苗に対峙しますが、一方的に逃げ回るばかりで
攻撃はして来ません
そんな早苗が許せず、父の経営する剣道道場で個人レッスンを始めます
一見無理やりのような個人レッスンです
2人の練習を見ていた父親が早苗に尋ねます
君はどうして毎日来るのか?
早苗は、私が無理やり練習させて貰っています
この辺りから二人の空気が変わりだします
香織には今まで友らしいものは一人もいませんでした
本人はそれで良いとも思っていました
そこへ早苗からの友達のような言葉が
二人の関係が一気にちかずきます
それでも気弱な早苗を奮い立たせるべく香織の特訓は続きます
そんな時新たな剣道大会が始まり、香織は大会中に腕にけがを負います
香織は右腕にテーピングをし、怪我を隠して試合に臨みます
試合は苦戦しながら早苗の助言でかろうじて勝利します
次の試合では香織の代役に早苗が登場し
格上相手に勝利しました
これを機会に香織は人生初めてのスランプに陥り、剣道の練習を来なく
なりました
今度は早苗が、香織を励ます番になります
若い性格が正反対の二人の女子高生のぶつかり合いが始まります
何とか香りが剣道の練習に向かうようになり
早苗は、香織を励ますことで、自身の弱気な性格を克服しました
二人の関係が良くなり次回の大会は頑張ろうと言い出した香織に
早苗は引っ越しが決まったと伝えます
せっかく仲良しになった二人でしたが
お互い自身の不備を克服した者同士
全国大会で会おうと約束します
この映画、ジメジメしがちな女子高生の青春ドラマを、明るい
根性物語に仕上げています
視ていて清々しさを感じました