神童
ウイキペディアより参照
『神童』(しんどう)は、さそうあきらの漫画作品『神童』を原作とした
2007年4月21日公開の日本のクラシック映画である。
脚本は『リンダ リンダ リンダ』の向井康介
本作の脚本を原作として双葉社からノベライズ版が出版されている。
東京国際映画祭の主催する「香港フィルマート」で、
日本映画1本を上映する「ジャパンプレミア」に選ばれた。
キャスト・登場人物
成瀬うた :成海璃子(ピアノ演奏:和久井冬麦)(ピアノ吹替え:河野紘子)
言葉を覚えるよりも先に音符が読め、
またピアノが弾けた程の天才中学生ピアニスト。
しかし「球技をしてはいけない」などの様々な規制が元で学校では孤立している。
また最近では「自分が本当にピアノが好きなのか?」と迷いが生じ
ワオとの出会いやメニエール病による一時的な難聴を期に
自分を「音楽そのもの」だと受け入れる様になる。
菊名和音/ワオ :松山ケンイチ(ピアノ演奏・ピアノ吹替え:清塚信也)
音楽は好きだが才能には恵まれない音大浪人生。
ボートの上で水辺の音を聴いている時にうたと出会う。
和音の練習に通りかかったことがきっかけで、
うたのレッスンを受けるようになり、栄光音大ピアノ科に無事合格する。
相原こずえ :三浦友理枝
和音の幼なじみ。
和音がピアノを始めたきっかけであり想いを寄せていたが、
イギリスに留学してしまう。
成瀬美香 :手塚理美 うたの母親。練習をさぼりがちのうたとの衝突が絶えない。
長崎和夫 :甲本雅裕 ピアノ調律師。うたと仲が良い。
御木柴薫 :串田和美 栄光音大のピアノ科教授で和音の担当教官。
うたの父親である光一郎と共に演奏したことがある。
菊名正子 :キムラ緑子 和音の母。和音の父と八百屋を営む。
加茂川香音 :貫地谷しほり
和音の大学の声楽科学生。和音との初レッスン後、和音と恋仲になる。
成瀬光一郎 :西島秀俊 うたの父親で有名な音楽家だったが、
うたが幼い頃に船上パーティーで行方不明になる。実は難聴をわずらっていた。
菊名久 :柄本明
和音の父。口数が少なく多少の物事では動じない。和音の受験を陰で支える。
井上 :頭師佳孝 リヒテンシュタイン:モーガン・フィッシャー
世界的に有名なピアニスト。突然体調不良により 代奏者にうたを指名する。
ストーリー
幼い頃から「神童」と呼ばれていたピアノの天才少女、うた。
彼女は指を保護するために球技を禁止され、常に手袋を着用した生活を強いられていた。
うたは「自分が本当にピアノが好きなのか?」ということに迷っています。
逆にワオは音大を目指す浪人生。次の試験に落ちればピアニストをあきらめねばならない。
そんな二人がちょっとした出来事で出会い、うたはワオにピアノを教えるようになります。
うたと和音が出会う水辺のボートで自然の音を聞くという場面が、
聴力を失ったうたが、無音の世界で水をすくうシーンにうまく
えがかれています
道路で同級生に手を引かれるまでは作中も完全な無音状態で、
うたと同じ世界観を作り上げていますが、なんら説明もされませんから
音源の不備かと思いたくなります。
自分の耳の病気を自覚したうたが、トイレで苦しんだ後、
鏡の中の自分と違う行動を取るという映像には驚かされます。
映像は美しく、劇中で流れるクラシック音楽も、素敵でストーリーに、
無意識に引き込まれて行きます。
物語は、淡々としていて、盛り上がりに欠ける感が感じられましたが、
客にこびずに、淡々と進んでいくところが、
リアリティさを増すのかもしれません。
少々難解な部分もあっても良いのかもしれません。
いちいち説明の部分があると、間延びが有るのかもしれません。
ヒロインの成海璃子さんの透明感、凛とした表情、演技力が凄くて、
彼女の魅力を全て引き出した作品となり、終盤まで、楽しめました。
成海璃子さんの為の作品みたいです。
相手役の松山ケンイチさんも、素朴な青年役を演じられて良かったです。
音楽をとおして、絆を深めて行く二人がとても良かったと思いました。
ピアノや音楽って、良いなあーって思わされる作品です。
うたの父が語る”ピアノのお墓”の存在や
”どうしてたくさんの足で歩けるかを考えるとムカデは動けなくなってしまう”
といった印象深い台詞も
世界的ピアニストの演奏会で、演者が体調不良を訴えます
急遽、うたはこのピアニストの代役を求められ
楽譜を見せられ、トイレで予習し
トイレから出たうたは、大丈夫と言って引き受けます。
また心配で駆け付けたワオに
舞台に立つ直前、うたはワオに告げます。
「私は音楽」と、このうたの言葉から、
神童という存在が成長して音楽と向き合うようになる様子が伺えます。
当時13歳だった成海璃子さんの13歳には見えない外見や、
ずば抜けた演技力もまさに”神童”の部類かも知れません。
別人の演奏をつなぎ合わせるのではなく、習ったことのあるピアノを特訓し、
本人が演奏したシーンも取り入れリアリティが増しています。
本物のピアニスト、三浦友理枝さんが相原こずえ役で出演し、
指揮者の竹本泰蔵が作中でも指揮者役を務めるなど、
リアリティのある作品になっています。
音楽をテーマにした作品は沢山ありますが、
こんなにも淡々とした抑揚のない作品は珍しいと感じました。
でも作品にグイグイ引き込まれて、気が付けば終盤になり
余韻のみが残ります。
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