すずめの戸締まり 聖地と巡礼と神社・廃墟・感想

           [PR] 当サイトはアフィリエイト広告による収益を得ています。

   U-NEXT<ユーネクスト>※商品リンクあり

すずめの戸締まり

原作・脚本・監督    新海誠

配給        東宝
(2022年製作の映画)
上映日   :    2022年11月11日
製作国        日本
上映時間   :   121分

興行成績
最終 23年5月末 148億

4月17日に、中国で興行収入7.52億元(約146億円)となり
日本での興行収入を超えました
他、多くの国での上映がありますから凄いですね

出演者
原菜乃華  松村北斗  深津絵里  染谷将太
伊藤沙莉 花瀬琴音  花澤香菜  神木隆之介
松本白鸚(松本幸四郎)

あらすじ・感想

九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は
登校途中「扉を探してるんだ」という旅の青年に出会います

校門寸前に、彼の事が気に掛かり、彼の後を追います
すずめが山中の荒れはてた建築物の中で見つけたのは
水溜まりの中に、まるで、崩壊から取り残されたように
ぽつんとたてかけられた様な、古ぼけた扉があります

この扉に引き寄せられるように、すずめは扉を開けます
そこには、周りの景色とは違う、緑豊かな草原が
足を踏み入れると、元の荒廃した景色に戻ります
驚いて後ろを振り返ると、先ほどの景色が扉の向こうに
何度か繰り返すと足元に変な石の飾りが有ります

気に掛かり、何だろうとその石の様なものを持ち上げると
石だった物が、小さな小動物に変化し逃げ去ります

そしてそれを境に、その場所から何か得体のしれない
物が噴出して来ました
恐ろしさで逃げ出そうとして、後ろを振り返ると
朝出会った青年が扉を閉めようとしています

青年はすずめに、早くい逃げろと声をかけますが
必死に扉を閉めようとしている姿に感銘し
すずめも扉を閉める手伝いをします

  

扉は中々閉められず、青年は呪文の様な祝詞を唱え
何とか扉が閉まりそうに
その時青年がカギを出し
この鍵で扉にカギをと、すずめに手渡し、必死に
カギを回しかけます
すると、得体のしれない何かが無くなりました

やがて、日本各地で次々に同様な現象が
そこには、すずめの逃がした小動物(子猫)の姿が

青年の名前は、宗像 草太(むなかた そうた)
彼は、開き始めた扉の向こう側から災いが訪れてしまうため
開いた扉は閉めなければいけないのだといいます
青年から、災いを鎮める為の要石をすずめが誤って
抜いてしまったから湧き出してしまったと云います

あの子猫を捕まえて元に戻せば災いは治まると云いました

日本各地で小地震が起こり、中継がされます
そこにはあの子猫の姿が
そして得体の知れないガスの様な物が
これがその地域に蔓延すると大きな地震が起こると
云います
それを阻止するには現地に赴き、扉を閉めなければならないとし
すずめと宗像 草太(むなかた そうた)との旅が始まります

一度すずめの部屋まで追い込んだ子猫は、言葉を話し
部屋に在った小椅子に草太を閉じ込めてしまい逃げ去ります

この小椅子は、母親が小さなすずめの為に作ってくれた
椅子でした
今では足が一本かけていますが、母親から頂いた椅子で
大切にしていました

椅子に変身させられたし草太は、動く事が出来ました
でも、足が一本かけていますから、十分に動く事が出来ず
その内何とか慣れて、子猫を追いかける事が出来る様に

普段はバッグに椅子をしまい込み、草太と共に
子猫を追いかけ、扉にカギをかける旅が始まります

地震の映像が流れるとそこには必ず、子猫の姿が
そしてあのガスの様な得体の知れない物が映ります
でも、この物体の姿は人には見る事が出来ません

唯一、すずめと草太のみに見えます
この姿を見ると、急いでその町まで行き、この得体の知れない
物が、この町いちえんに広まる前に扉を閉めなければ
なりません
間に合わないと、その場所には大変な災いが起こります

小さな頃、すずめが迷い込んだ、
何とも言えない草原の様な世界
迷い込んだその場所には、すべての時間が溶けあったような
空間でした
この不思議な体験が、人には見えない物が見える体質に
為ったのかも知れません
そして、今でも時々この不思議な夢を見ています

不思議な扉に導かれ、すずめの“戸締まりの旅”がはじりました

多くの人を災いから救う、すずめと小椅子(草太)の
旅の始まりです

行く先々で、小椅子と子猫の追いかけっこが微妙な笑いと
ドキドキ感を誘います

その内、この得体の知れない物が、大都会に現れます
もし、この場所で災いが起これば何万、何十万もの
被害が想定されます

  

何故子猫が逃げたのか、その理由が明かされ
この悪魔の様な者と猫の親玉の様な猫との戦いが始まり
すずめと草太は扉を閉める戦いが始まります

最後は少女は草太の何時も唱える祝詞を思い出し
すずめが祝詞を唱え何とか扉を閉める事に成功します
そして子猫はすずめの元で、元の要石に変身し
元の大地に差し込まれ、大きな災いが防がれました

そして再びすずめと草太の出会いが

最後は心温まるシーンで終わり
見ている者に福音を与えてくれた様な気になりました

設定と展開に無理が無く
自然と物語に引き込まれて行きます
とても良く出来たアニメ映画だと思いました
忘れた頃に、もう一度観たいです

   U-NEXT<ユーネクスト>※商品リンクあり

タイトルとURLをコピーしました