漫画　gate(ゲート) 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり・あらすじ

GATE(ゲート) 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり

柳内たくみ氏による日本のファンタジー小説
2006年4月から2009年6月にかけて
小説投稿サイト「Arcadia」に掲載していたweb小説
『自衛隊彼の地にて、斯く戦えり』が元になっています
2022年8月時点で電子版を含めたシリーズ累計部数は650万部を突破しています

あらすじ・
突如銀座に「門」（ゲート）が開き、モンスターを引き連れた軍勢が現れた。
彼らは民間人を無差別に殺害し多くの死者が
自衛隊や警察の応戦により敵軍勢を殲滅し
兵の1割を捕虜とすることで事態は収束を迎えます。

特地（特別地域）と名付けられた門の向こうには、膨大な資源が存在する可能性が
日本国政府は、自衛隊をすぐさま特地へ派遣します。
特地派遣部隊は門を確保し、そこに大規模な陣を築きあげましたた。
特地の軍勢は門（聖地アルヌス）奪回のため進軍して来ますが
圧倒的な軍事力により、敵の軍勢を撃退します。

敵軍を撃退した自衛隊は、特地調査のため、深部偵察部隊を臨時に創設します。
主人公の伊丹耀司率いる第三偵察隊は、
動植物や・地質等よりも先に人々との交流に重点を置くことにしました。
自衛隊には、とくに警戒心や敵意を抱いていない現地の住人と良好な関係を築いていきます。

ある日、門近辺の人間族の村、コダ村の紹介で訪れようとしたエルフ族の集落が、
火を吐く巨大な龍、炎龍によって襲われているのを発見します。
集落の唯一の生き残りテュカ・ルナ・マルソーを救助した第三偵察隊は、
炎龍が出現したと知るや否や家財をまとめて避難しようとするコダ村の住人に協力を申し出ます。
コダ村の住人である魔道士レレイ・ラ・レレーナ、亜神のロゥリィ・マーキュリーも加わり、
伊丹ら第三偵察隊とコダ村の住人は行くあてのない逃避行を続けますが、
不運にも炎龍が伊丹たちの目の前に舞い降り、両者は戦闘状態に突入します。

死闘の末、左腕を撃ち落としてなんとか炎龍を撃退することに成功した伊丹たちですが
避難民の4分の1を失います。
やがて生き延びたコダ村の住人たちと無事に別れた伊丹は、
炎龍によって家族をなくした子供たちや行くあてのない老人たちに向かって、
自分たちを信用するように説得します。

伊丹と3人娘＋1（ダークエルフ、ヤオ・ハー・デュッシ）は、炎龍退治、
迷宮での探索、魔法都市ロンデルでの刺客撃退とレレイの導師号合格を経て、ハーディの神殿に至ります。
そこでハーディより
地震と更なる多大なる被害は、門を開け続けている為だと教えられ、門の開閉の技を与えられます。

このことにより、伊丹と3人娘ら（日本国政府も同意見）は門をいったん閉じた後に開閉をしようとしますが、
アルヌス生活協同組合（の一般の者）は閉じたままになることを懼れ閉門に反対します。
反対に帝国首脳部は自衛隊の戦力を恐れて閉門したままにしようと考えています。

更に自国に門を開けたい中国などが絡み、互いの勢力が相手の邪魔をするなか、
ゾルザルが皇帝不予に際しクーデターを起こして帝国の実権を握り、元老院主戦派とともに恐怖政治をはじめます。

自衛隊によりゾルザルの手から救出された皇帝モルトは、
ともに救出されたピニャを皇太女（ゾルザルの皇太子位は剥奪）とし
イタリカで帝国正統政府を宣言します。
この宣言には亜人厚遇も示され、イタリカには亜人、講和派貴族と返還捕虜第二陣、諸王国と軍が集まってきます。

自衛隊と講和派貴族、諸王国軍は帝都奪還を目指し圧倒的快進撃をしますが
ゾルザルは正統政府の根拠地であるイタリカを攻め、時の内閣総理大臣森田の弱腰（特に対中国）で
特地撤退が間近に迫ります。

それでも、森田を内閣総理大臣の座から追い落とすことで特地撤退を回避し
ピニャは何とかイタリカを守りきり、自衛隊は中国の妨害により残留予定者以外も残留した状態ながら
門を閉じることに成功し、大団円を迎えます。

この物語、高等無形な感じがしますが、
ある日突然、東京の町中に、異世界とをつなぐゲートが出来、そこから大量な異生物が現れ
人々を襲い沢山の死者が出てしまいます
この異世界の軍勢は、自衛隊と警察により直ぐに制圧されてしまいます