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決戦は日曜日 選挙の裏舞台をコミカルに あらすじと感想 ロケ地
決戦は日曜日
監督 ・ 脚本 : 坂下雄一郎
制作プロダクション:パイプライン
企画・幹事・配給:クロックワークス
キャスト
谷村勉 : 窪田正孝
川島有美 : 宮沢りえ
岩渕勇気 : 赤楚衛二
田中菜々 : 内田慈
濱口祐介 : 小市慢太郎
向井大地 : 音尾琢真
川島昌平 : 小林勝也
後援会会長・渡辺 : たかお鷹
後援会幹部: 高瀬哲朗
後援会幹部: 今村俊一
池田代議士: 原康義
あらすじ
ある地方都市の代議士が倒れ
急遽、代議士のわがまま娘が後継者に選ばれます
何も知らない娘ならば、扱いやすいが理由です
この娘、バカはバカなりに何かしてやろうと奮起しますが
がんじがらめ状態で、何も出来ません
それならばと、色々画策し
候補者、その秘書、後援会、推薦人
各々の利害が絡み合う、コメディタッチの楽しめる映画となって居ます
とある地方都市
谷村勉は、衆議院議員・川島昌平の私設秘書
秘書として経験も積み中堅となり、仕事に熱い想いは有りませんが
生活の為には満足な仕事だと思っていました
そんなある日、川島代議士が病に倒れてしまいます
同時に、衆議院が解散
急遽、川島の後継候補として白羽の矢が立ったのは、川島の娘・有美です
この娘自由奔放、世間知らず
だけど変に熱意だけはある有美に、周りは振り回される日々が
父・川島代議士の地盤は盤石で、よほどのことがない限り当選は確実のはずが
自由過ぎる発言で、周りのスタッフが振り回され続けます
国政選挙に立候補した新人をサポートする秘書たちの日常をコミカルに
描いていきます
有美は失言する度に何度か記者会見を行いますが
そんな中、政治の裏舞台のおぞましさに触れ、立候補を辞退しようと
試みますが
秘書から、そんな事は出来ず、仮に行ったとしても
候補者の過去の失言や、動画等から、貴方の人格が否定され
貴方の人生は、とんでもない事になりますよ、と諭されます
本人にいくら改革の意欲があっても、世襲議員はただの
「お飾り」・「操り人形」としか見られません。それが現実です
どうしてもやりたいのであれば、何が何でも選挙に当選すること
それから、少し続つ仲間を増やし、実力を付け、
自分のやりたい事を行って行けば良いんです
政治の世界は強力なパワーが必要です
その為には、一人でも多くの協力者を増やさなければ何も出来ません
協力者を増やすことが政治の第一歩です
と秘書から諭されます
有美の場合は世襲候補ですから
周囲のスタッフや後援会などが全て父親寄り者ばかりです
こういう人たちが政治の世界で本当にやりたい事をやろうと思ったら
少しずつ秘書などを自分の選んだ人材に交代させ
後援組織も新規開拓をするなりし、自分の味方を増やさなければならのでしょう
それでも候補者を辞退したい有美は
自分から辞退出来ないならば、候補者資格が無くなればと思い
色々画策しますが、全てが裏目に出てしまい
新たな応援者を増やす結果に
新人の間は周囲の操り人形に甘んじながらも
機が熟すのをしたたかに待てる忍耐力がある人が後の世に名を残す政治家になるのでしょうね。
周囲の黒い勢力に取り込まれてしまうか、自分の時代が来るのを静かに待てるか。
甘い汁の誘惑というのは並大抵の精神力では抗えない気がします。
私なら絶対に無理。
周囲の黒い連中は良く言えば「必要悪」だけど
本当に日本を変えたいと思っている政治家にしてみたら「邪魔者」でしか
日本を変えるための政治ではなくて、利権を守るための政治
そりゃいつまで経っても日本が低迷を続ける訳ですな
いつか、待っていれば、本当に日本を変えてくれる人が現れますかね!?
強烈なカリスマ性を持った人が出現したら世の中の雰囲気も変わりそうだけど
今の選挙制度や政治システムのままでは難しいかも知れません
政治家が本気で何かを行なおうとすると
何時も決まって、過去の失敗や、事務のあらさがしなどされ
官僚、マスコミ、利害を守ろうとするグループに足を掬われます
投票率が低い事を喜ぶ政治家(既得権益を守りたい連中)の鼻を明かすには
とにかく有権者が可能な限り投票に行く事だと思います
そして、マスコミに乗せられる事無く冷静に
事の良しあしを見極める事が出来る人間でありたいですね
私の持論ですが
官僚は、各個人のデータを全て握っています。どんなつまらない事も
本当に本人も知らないような事を
入出金の記載漏れなんか最たるものでしょう
こんなのは、毎年、何千、何万とあるでしょう
数年たてば数十万けんにもなるのではないでしようか
何万、何十万に一件ぐらいはチョンボが有っても不思議でな無いですよね
そんな情報をずっと温めていて
何か自分達の権益に不都合だと思われると
絶妙なタイミングで、個人の不始末?を発表し
個人を、表舞台から引きずり下ろします
この映画、実際の生活に当てはめると、何となくうなずける
部分があります
そんな時、マスコミや官僚の思い通りに為らない様
気を付けたいですね