映画・いま、会いに行きます   感想と竹内結子さんの演技

いま、会いに行きます

製作年度    日本  2004年
公開日     2004年10月30日公開   
上映時間    119分
配給     東宝
 
監督 土井裕泰
脚本 岡田惠和

出演者 竹内結子
    中村獅童
武井証


この物語はお互い一目ぼれどうしですが、どちらも片思いだと思い青春を過ごして
行きます
出会うべくして出会った二人ですが、何度かの別れののち彼女(澪さん)の方から
会いに行き、健康を害して一方的に別れを告げた男(巧)に、好きよ大丈夫だからと
二人は結ばれます

月日は流れ男の子を生みますが、健康を害し5歳の時に澪は無くなります

澪は子供に絵本を渡し、そこには雨の季節に会いに来ますと書かれていました
翌年の梅雨の時期がやってきました

澪の子佑司は、教室の外にさかさまのテルテル坊主を吊るします
何時も佑司の事を不思議に思っている少女に

これは秘密だけど、雨の時期が来ると、お母さんは帰ってくると
言ってたんだと告げます

雨の降って居る時に何時もの佑司の秘密の場所へお父さんと出かけます
そこには宝箱を置いたんだが、何処に置いたか解らなくなって居り
その場所に行くと何時も探していました

雨の中二人が振り向くとそこには母親そっくりな女性が佇んでいます
女性は記憶を無くしていました
二人は女性を自宅へ連れて帰り、女性と共に写っているいる家族写真を見せます
そして貴女のお部屋はこちらで、濡れた衣服は着替えて下さいと促します

着替えを終えた澪は、このお部屋かなり汚れていますが、私ってこんなに汚して
いたんですかと、こわごわ尋ねると
貴女は健康を害していましたから、その間に私が汚してしまいましたと、咄嗟に

この後少しずつ馴染んで来た澪は、二人の時巧に、二人の成り染めを訪ねます

夫、巧は少し長くなるけどきちんと聞いてね。と断りを入れてから話し始めました

最初は高校に入ってから
澪を観て直ぐに心を惹かれました
自分は何時も一人でいる事が多く、これと言ってお話も上手じゃないですから
遠くから澪さんを観ているだけでした

高2から同じクラスで隣同士の席となり、別に何もしゃべりませんが、この時間が
とても好きでしたと言います

結局、卒業するまではこのまま何も進展する事無く終わりました
只、卒業式後帰る寸前に澪さんが、記録ノートを開き、何か書いてくださいと

そこには、何時もとなりに澪さんがいてとても楽しかったです。の言葉が
自分の持っていたボールペン毎ノートを渡し帰って行きます

その後、紆余曲折が有り、巧は自身の体を壊したことで
文通を行なっていた澪さんに別れの手紙を書きます

どうしても忘れられなかった澪さんの押しに負けて、初めて二人は互いの愛を感じました

記憶を無くした澪さんは、佑司が何時もペンダントみたいな物をぶら下げているので
これは何と尋ねると
佑司の宝箱のカギと。でも見つけられないで居ると

3人揃って佑司の秘密の場所に出かけると、ついに佑司は宝箱を見つけました
家に帰って宝箱のカギを外し、開けようとしてそのままとなります

日中、何気に掃除をしていると佑司の宝箱を見つけ蓋を開けて見つけた物は
数多くの澪からの手紙と、澪自身の日記が出てきました

澪は、出てきた日記を読む事で過去の出来事を思い出します
そして澪自身、何時までもこの場所に居られない事を

物語は、この辺からクライマックスへと進みますが
過去の思い出話なのか、現在進行形の恋愛物語なのか、悲運の恋話なのか解らなくなります

ストーリー的には涙を流しながら見ていましたが
最期は夢のある終わらせ方だったので、悲しい最後ですが
何処か心の温まる感じを受けました
私個人の感じ方かも知れませんが

この映画、淡々と物語は進んで行きますが、何処か落ち着いた部分があり
この辺が、脚本家と監督、スタッフ一同の努力なのかも知れません

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